高森氏をお迎えしての『絵を見る会』

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2月25日に、長年児童絵画を研究されている高森俊氏をお招きして、
『絵を見る会』を開催しました。
参加された方々...ありがとうございましたm(_ _)m

今回の『絵を見る会』は、お子さんの絵を見ながら、高森先生との面談形式で行われました。

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面談の中で高森先生は、繰り返しおっしゃっていた事がありました。

それは、
『子どものする事は、全て実験、研究』と言う事。
大人には意味のない事のように見えても、子どものする事は全て実験。止めずに、たくさんやらせてあげて。
小さいお子さんには、ひらがなや数字でさえも、まだ大人は何も教えなくてもいい...と。

そして
2歳位になると、「自分で」と何でも言うようになる。
その自我の芽生えはとても大事で、例え上手に出来なくても、しっかり見てあげる事が大切。
どんなに小さくとも、子どもはみんな意志を持っている。
本人の言う事をしっかり聞いてあげる事(決して言いなりになるのではなく)、
本人の意志を大事に育てる事がとても大切


この二つは、高森先生はいつもとても強調してお話してくれます。
私たちも、改めて、大切な事だと強く思う事が出来ました。


それから、幼稚園に4月から入園するお子さんで、みんなと同じ事をするのが苦手で心配していると相談された親御さんがいました。
高森先生は、
それが、本来の子どもの本当の姿。
やりたくない事は、本人がやりたくなるまで、主張させればいい。やりたくない事には理由がある。
大人は、ついみんなと同じように出来る事がいい事...と思ってしまうが、それは間違っている
絵を見ても、しっかり自分を持っている子だから、大丈夫!
とおっしゃって頂いて、気持ちが楽になって帰って行かれました。


何回か高森先生に絵を見てもらった事がある方、今回初めて見てもらった方...と様々でした。
私自身、高森先生とは、20年のお付き合いをさせて頂いているのですが、
子どもの絵から感じる力は、高森先生は私たちとは比べものにならない位、本当にすごい!!と、
今回も改めて実感させて頂きました。

皆さん我が子についての悩みを話され、アドバイスして頂いて、
スッキリとした表情で帰って行かれたようで、私たちもとても嬉しく思いました。



24日の前日は、私たちは講義を受けさせて頂きました。

講義の中で
子どもはお母さんのお腹の中にいる時から意志を持っている。
生まれた時に泣くのも、研究により、本人の意志だと言う事が分かった。
そして、2歳位になると出て来る「自分で!!」という主張は、とても大事な事で、色んな事を試している。
何をするのも実験と研究で、絵を描く事もそれと同じ。これは何だ?と研究している。

高森先生は、この意志の尊重と、子どものやる事を見守る事の出来る大人の存在の大切さを強く訴えます。
私たちは、その事を、ニキッズを通して、たくさんの親御さんに伝えていかなければならないと、思いました。


そして、実際に子どもの絵を見ながらの、研修となりました。

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『絵を見る』って、どうやって見たらいい?
誰しも疑問に思う事だと思います。

高森先生は、絵を見て『感じる』事だとおおしゃいます。
『感じる』とは...?
楽しい感じ、悲しい感じ。
いい感じ、悪い感じ。
そんなふうに絵を見て、自分がどんな感じがするか...?

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見た時の直感が大体合っているとも良くおっしゃっています。

bvfdx54g-uh6.JPGのサムネール画像

実際にみんなで絵をみながら、それぞれの感じた事を話すと言う事は、とても勉強になります。


この絵の2枚は、下の絵も同じ女の子が描いています。同じ日に描いています。
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上のうさぎの絵やバックが黒い絵は、とても神経を使って丁寧に描いているのが分かります。
描いているうちに、楽しくなって来て、本当の心を出せるようになるそうです。

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確かに、下2枚の絵は、始めとはタッチが違いますよね。
山と太陽の絵は、お母さんに甘えたい気持ちを感じるとの事。
富士山の絵では、自分の気持ちも噴火させる事が出来たのではないか?と
高森先生もおっしゃっていました。


最後にこの馬の絵を描いたそうです。
IMG_6593.JPGのサムネール画像

描く事で、自分の気持ちを出して、スッキリしたようですね。
りりしい馬の姿に、その子の強い意志をも感じます。
でも、高森先生、そして、ニキッズスタッフの美保さんは気付いた事がありました。

馬の目が、どことなく寂しいと...。

その子の持っている寂しい気持ちが表れているのではないか...と。

これに気付けるのは...なかなか難しい...!! 高森先生は私たちの気付けない事をも読み解きます。

いつも高森先生は、
「僕の言っている事が必ずしも正しいとは限らない」
とおっしゃります。
確かに絵の感じ方は、人それぞれです。
ですが、こうやって、みんなで一枚の絵から感じる事を言い合う事は、とても勉強になります。
絵から子どもの心を感じる事が、これからの子育てに役立てると、やはり強く思います。

高森先生は、60年もの間子どもを、子どもの絵を研究されてきました。
やっぱり、凄い方だと、今回も実感しました。
是非来年度も来て頂きたいと考えています。
楽しみにしていてください!!


馬の目の寂しさを感じとった美保さん...。
4月に赤ちゃんを主産予定です。
赤ちゃんを連れて復帰してくれるのを、楽しみに待っていてくださいね♪





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