子どもの遊び (こだま通信より)

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「子どもの遊び」


私には、8歳の娘がいます。最近、一輪車に挑戦を始めて、毎日毎日、暇さえあれば、一輪車の練習をしていました。

できるようになるまで、とことん練習をする娘の姿には、我が子ながら、感心してしまいます。これは、持って生まれた性格なのでしょうね。保育園の頃から、娘はいつも何かに挑戦していたように思います。

うんてい、登り棒、鉄棒、縄跳び、竹馬、こま回し、跳び箱...。大きくなればなるほど、何かに挑戦する遊びに夢中になっていました。

子どもは、出来ない事を少し頑張れば出来るようになる事が大好きだと言われています。

私の勤めていた、そして娘も通っていた保育園は、遊び中心保育でした。保育士の仕事は、子どもの年齢、興味に合った遊びを用意する事。挑戦するかどうかは、子どもが決めました。

子どもはどの子も、挑戦する気持ちを持っています。友達が出来るようになると、自分もやれるようになってみたいと思うものです。これは、生きていく上の力なのだと感じています。出来ないとすぐにあきらめてしまう子もいると思います。でも、本当は出来る子をうらやましく思ったり、実は家で練習したりしている子もいました。

やりたくない子はやらなくていい。ではありません。保育士の仕事は、その子一人ひとりを良く見て、その子に合った言葉かけをします。タイミングも重要でした。興味が持てるような工夫をする。担任がちゃんと分かっている。待っていてくれているのも伝わっている事が重要です。後はとにかく、私は子どもを信じて待つ事を学びました。

出来ない事に、自分がやると決めて挑戦し、できるようになるまで練習する。なかなか出来ない時は、挫折をしながらも、出来るようになった友達を見て、やっぱりまた挑戦する。あきらめない。そして、出来るようになった時、子どもの顔はなんともいい顔を見せてくれるのです。心も大きく成長していきます。

やらされて出来るようになったのと、自分で決めて出来るようになったのとは、達成感は大きく違います。私は、この保育園で保育士をして、子ども自らが決めて取り組み、そして達成できた、その瞬間にいれた事は何よりも幸せだったと思います。

「遊び」と言うと、大人の感覚では、「好きな事をして楽しむ」とか「娯楽」または「暇つぶし」など、快楽を求めている事を想像してしまいがちです。でも、子どもにとっての遊びはそうではないと、強く実感します。

自分で決めた課題に向かって猛練習を重ねる姿は、快楽を求めるのとは逆に、困難に向かって行っています。

 

大人はつい「遊んでばかりいて」と、遊びが重要な事とは思えない事が多いです。字が書けるようになったり、英語が話せたりする事の方が価値があるように感じてしまいますよね。

心が大きく育つ為にも、身体的にも、社会性が育つ為にも、もっともっと戸外で自由に遊ぶ友達、場所、時間がとても必要だなと実感します。

是非、多くのお子さんが戸外でたくさん遊んで、生き生きと育って欲しい...!!そう願ってはやみません。

 

森のようちえんこだまスタッフ:小野田理佳


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